2月6日、銀座8丁目のヴァニラ画廊で行われていた、立花奈央子展「女装の軌跡と幸福論」に行ってきました。
この展覧会は立花奈央子さんの6年間の活動を収めたものということで、中に入るとたくさんのお花。お知り合いの方や被写体になった方まで、様々ありました。
そしてそのお花たちにせっせとお水をあげていた方が今回の主役・立花奈央子さん。
撮影にまつわる様々なことについてお話を聞かせていただきました。
※立花奈央子さん
フォトスタジオ大羊堂代表。
女装コーディネーター、フォトグラファー、メイクリスト。
「フォトスタジオ大羊堂」を経営し、
テレビ・雑誌等でも女装のスペシャリストとして活躍。
引用:http://taiyodo.in/info/profile.html
女装を撮影するということ
実際日常的に女装をしている人たちへの撮影はなかなか難しいようでした。
好奇な目で見られることへの恐怖、自分の中だけで楽しんでおきたいという気持ちなどがあり、撮影はOKでも、展示として世に出すのは、承諾をもらうのに時間が掛かったそう。
女装パフォーマーとの出会い
飾ってあった写真の中で特に目を引いたのは、女装パフォーマーとしてTVなどでも大人気のビアちゃんことladybeardさんの写真。彼は外国人の女装家として今話題の人物です。
考える 考える 今日何をしますか 迷った人 銀座ヴァニラ画廊お願いします!今LadyBeard写真ある! pic.twitter.com/Fgm08JI81W
— Ladybeard@2/14VV渋谷 (@Ladybeard_Japan) 2015, 2月 7
※ladybeardさん 引用:twitter
彼との出会いのきっかけを聞くと、まだビアちゃんが日本で有名になる前に、知り合いの方から、女装している外国人がいると聞き、被写体にと話したところからの付き合いだそうです。立花さん曰く、海外はドラァグクイーンならいるが、女装はなかなか受け入れてもらえない様子。その点日本は、オネエやオカマやニューハーフなど、様々な人がメディアに出ていることから、女装への理解は多い方なので、ビアちゃんも受け入れてもらえると考えたそう。
※Ladybesrdさんの公式サイトはこちら:http://ladybeard.com/
会場の様子
画面構成と展示方法がカレンダーに見えて、日常を写真で綴っているような、優しい感じがしました。
ビアちゃんの写真以外にも、女装カフェの人たち、日常的に女装をしている人たち、モデルとして女装をしている人たち、外国人まで、幅広く女装の方たちを見ることができ、展示としては充実していて、かなり見応えがありました。
銀座ヴァニラ画廊での個展は本日最終日。正午から午後5時まで!混雑が予想されますので、お早めにお越しください。私は午後1時ごろから最後まで在廊します。感想や質問など、お気軽に話しかけてくださいねー! pic.twitter.com/zsvgIaOmXF
— 立花奈央子 (@taiyodo_boss) 2015, 2月 6
以上会場レポでした。
text by ぎゅうな

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