パンチラ、好きですか?
声には出せなくても、心の中ではきっと多くの人がニヤニヤしながら「好き」と答えるのでは。
中には風が強い日にわざわざパンチラを見に外出した経験があるという人もいるのではないでしょうか?
スカートがひらひら舞う隙間から見える白いパンティは、胸をギュッと締め付けるものがありますよね。とはいえ、なかなかパンチラについて堂々と語れる機会はないですし、公然と「好き」だなんてとても言えない……。
そんなモヤモヤとしていたときに「パンチラだけを集めたイベント」があるという噂を聞きつけ、東京都台東区のPhotons Art Gallery で今月15日まで開催されていた『パンチラ2015 〜スカートの中は、宇宙である〜 』に行ってきました。
会場に行ってみると、あまりの盛況ぶりビックリ。なんと2日間で2000人以上が訪れたそうです。
展示は3階まであり、どの階も人人人……。初めてまじまじと見るパンチラに、興味津々の表情で見ている人たちがたくさんいました。
ファッションブランドのモデル風のおしゃれなパンチラ写真もあれば、アニメ、日常の風景を切り取ったような淡いエロスを感じるパンチラ、CGで作った前衛的な作品も。
おもしろいところでは、白いパンティの写真の上にスカートをかぶせてあり、めくるとパンティの写真が見えるという工夫を凝らした作品もありました。
様々パンチラがあり、来場者は思い思いのパンチラを楽しんでいる様子。意外?にも女性もたくさん来ていました。
作品を出展している鶴島たつみさん(@tsuru_oden)は「パンチラと緊縛をポップに可愛く融合しました」と、作品に封じ込めたご自身のパンチラ観を話しました。
パンチラ2015主催のナマダさんにインタビュー!
この『パンチラ2015 〜スカートの中は、宇宙である〜 』を主催したのは人気コスプレイヤーのナマダさん。パンチラだけの展示会をひらくことになった経緯やその思いを聞いてみました。
−−パンチラ2015を開催することになったキッカケを教えてください。
パンチラは見えてはいけないもの、そこにロマンがあると思います。
この「パンチラ」というある種の記号を使って「ほんとは出たくないな…見せたくないな…」という、そういう彼らの恥ずかしい思いで参戦する姿勢と人生観こそがパンチラ2015のテーマであり、禁断のパンドラを開けてしまうような展示ができたらおもしろいなと思いました。
−−出展者の選定基準などがあれば教えて下さい。
パンチラを撮らなさそうなカメラマンさんや、パンチラしそうにないモデルさんを中心にお声かけさせていただきました。
作家側の恥ずかしい思いと等しく、見る側であるお客さんの恥ずかしさも大事だと思っています。「え、この人のパンチラ見れちゃうの!?なんか恥ずかしい!でも見たい・・・っ!」というような。
他にもパンチラに対する熱いパッション、深い思想のある作家さんにご参加いただき、とても豪華なメンバーとなりました!
−−展示作品についてナマダさんの感想を教えてください。
パンチラに対する夢、希望、憧れ、畏れ……作家それぞれの想いがギュッと詰まっています。
驚くほど多種多様でパンチラの果て無き可能性を感じましたね。
−−ナマダさんにとってパンチラとは?
老若男女共通の、嬉し恥ずかし奇跡体験だと思います。恥じらいの思想が発達している日本ならではの感覚かもしれませんが世界に羽ばたいて欲しい日本の奥ゆかしい文化です!
ナマダさんは今回の写真展をきっかけに、パンチラ写真展を海外でも開催したいそう。パンチラの魅力を日本だけでなく、世界中へ発信していきたいとして、「緊縛や変態はそのまま英語になっている。パンチラも世界共通語にしたい」と熱い思いを語ってくれました。
『パンチラ2015 〜スカートの中は、宇宙である〜 』
公式サイト:http://pt2015.lewo.jp/in/
公式Twitter:@pt20xx
主催者:サイトウ零央さん・ナマダさん
坂井大志
Facebook https://www.facebook.com/taishi.sakai.75
Twitter https://twitter.com/ootoyadaisuki
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