音にウットリする感覚、というものを感じたことがあるでしょうか?といっても、音楽ではありません。日常にある生活音です。キーボードの音、紙をめくる音、水の音、etc…
生活の中にあるものがたてる普通の音に興奮を感じる、そんなフェチをASMR(Autonomous sensory meridian response)といいます。日本語訳は今のところ存在しておらず、日本ではASMRと略して読まれることが多い、耳がウットリする感覚に陥る音のことです。くだいた感覚に直すとしたら「音フェチ」「日常音フェチ」になるでしょうか。
百文字は一聞に如かず、とにかく聞いてみましょう。
以下におすすめを詰め合わせました。これを聞いてゾクゾクしたら、あなたもASMR。(※ヘッドホンまたはイヤホン推奨)
まずは、霧吹きの音。
プラスチックの霧吹きの擦れる音、チャプチャプという水の音、霧になって出てくる音、、、それぞれに色っぽさがあります。
続いてキーボードの音。
キーボードの種類によっても変わる音の質感。指を跳ね返すキーボードの音は過不足なく上品で、 触り方によって色んな表情を見せてくれます。
紙をめくる音。
単なる紙をめくる音ですが、集中して聞くとまた別の感覚が生まれますね。仕事で書類を触るのも愛おしくなってきます。
おかしの袋や付属物がたてる音。
袋の無機質な音と、グミを口に含む生々しい音のハーモニー。そのお菓子の袋、すぐに捨てないで手で弄んでみては?
いかがでしたか?普段の生活にも耳を澄ませば、心をくすぐる音色が聞こえてきます。普段意識しないその日常の行動に手を止めて、耳を傾けてみましょう。
「はぁ~極楽、極楽」と、ウットリした方、「音フェチ」ASMRへようこそ。
日常の自分を癒す為に日常音を聞く!こんな矛盾も面白いですね。

FetiTokyo編集部

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