パーティー直前！NYOTAIMORI TOKYOにロングインタビュー！

突然ですが、こちらのパーティーのご案内はお手元に届きましたか？

これまでもFeti.Tokyoで追いかけてきたNYOTAIMORI TOKYO【http://nyotaimori.info】。
（過去の特集記事　「女体盛りを見に行こう！」【http://feti.tokyo/3161】）
そのレセプションパーティーが、12月3日（木）、西麻布のRoseTokyoで開催されるのです！

「日本で唯一のファッショナブルなNYOTAIMORIサービス”NYOTAIMORI TOKYO”のレセプションパーティ。
美しいそのパフォーマンスをご覧いただける、貴重な一夜をお楽しみください。」
（公式web特設ページ【http://www.nyotaimori.info/#!blank/n70y6】より）

え、女体盛り？
あの、温泉旅館とかにある、おじさま向けのサービスのこと？
ていうか、そもそも都市伝説なんじゃないの？

女体盛りにつきまとう、そんな古くさいイメージを一掃するアーティスティックなビジュアル。
果たして、NYOTAIMORI TOKYOとは？一体どこに向かっているのか？！

公式webより

当初からモデルとしても関わってきた筆者が、これまでのイベントや制作の様子、公式webなどを振り返りながら、唯一無二の女体盛りサービスNYOTAIMORI TOKYOの実態をとことん探ります！

【NYOTAIMORI TOKYOの代表にインタビュー！】

今回はNYOTAIMORI TOKYOの代表・Myuさんに直接お話しをお伺いできることになりました！
どうぞよろしくお願いします！

Myuさん（以下敬称略）よろしくお願いします。

ライター・レイカ（以下レ）早速ですが、NYOTAIMORI TOKYOのサービス内容について教えて下さい。

Myu　パーティーやイベントに「女体盛り（女性がお皿に扮し、その上に料理を盛りつける）」を派遣するサービスです。盛り付けから実食、そして退場までを一つのショーパフォーマンスとして提供します。お料理の内容ですが、お寿司をイメージされる方が多いかもしれませんが、オーダー次第で肉料理やフルーツなど、お客様のご要望に合わせた演出をさせていただいております。

公式webより。オーダー例として様々な趣向の写真が載っている。

レ　サービスはいつから？また、始めるきっかけはなんだったのでしょうか？

Myu　今年（2015年）2月にウェブサイトを開設し、サービスを開始しました。
そもそも、私の22歳の誕生日の時に友人たちに「誕生日、どうする？」と聞かれ、「…女体盛りがほしい！」と提案したことがきっかけです。同世代の友人に話したら「すごい！いいね！」って賛同して協力してくれました。
また別のホームパーティーで実演してみたところ、とても好評で。会場には20代から40代の男女がいましたが、どの方もとても喜んで下さいました。そこで「意外と皆、女体盛りを見てみたいんじゃないか？」と思い、サービスとして立ち上げることを決めました。

レ　具体的にはどのような演出をされるのですか？

Myu　例えば、過去にル・バロンで行われたShangHai Lougeというイベントでは、”チャイナ”をテーマにショーをしました。
（過去の特集記事：http://feti.tokyo/3845）
100人ほどのお客様の前でモデルがグランドピアノの上に横たわり、天津や北京ダックを盛り付けました。ピアノ奏者を呼び、生演奏による演出も加えました。

YouTubeの公式チャンネルにはショーの動画も！

Myu　また、4名という少人数のお客様の前でショーをしたこともあります。モデルと近い距離で和やかな雰囲気のなか、女体盛りをお楽しみ頂きました。

ロマンチックな音楽が流れるなか、シェフが目の前で盛りつけてくれる！

会場では毎回多くのお客さんがカメラを構える。

レ　どのようなスタッフでショーをするのですか？
Myu　ウェブサイトの写真撮影は、私に加えて、主にモデル・カメラマン・ヘアメイク・シェフというフォーメーションで臨みました。
これがショーにおいても基本にはなりますが、お客様のお望みの演出に応じてスタッフに声をかけ、その都度チームを組み替えています。例えば、盛り付けを手伝ってくれる「盛り付けガール」が演出に合わせたスタイリングで登場する場合もあります。
才能あるみんなにいつも支えてもらっています。

アメリカンポップ盛り、撮影現場より。メイクはKai。モデルは筆者。

レセプションパーティーに向けた撮影現場より。

冒頭の案内状の写真はカメラマンのTRMNが手がけています。モデルはZaqi。

公式webより。盛り付けガールがショーを引き立てる！

レ　アーティスティックなアイディアの源泉はなんなのでしょうか。

Myu　10代のころから現代アートが好きで、よく見ていましたね。
また、「女体盛り」というモチーフを選んだ理由ですが、周りにセクシャルマイノリティの友人がいて。「女性である」というのはどういうことか、といったジェンダー的なことを日常的に考えていたために、セクシャルなテーマで面白いことをやりたいなという思いはありました。「女性の私が見てもセクシーで面白いと感じ、かつ美しい表現かどうか」ということは常に念頭に置いています。

公式webより。

レ　12月3日（木）のレセプションパーティーではどのような演出を？

Myu　2月にサービスを開始しましたが、まだまだ女体盛りを生で見られる機会は少ないです。
NYOTAIMORI TOKYOの女体盛りは、空間を大胆に使った総合演出です。
食材や料理内容、モデルやシェフ選びから、メイクやスタイリングを含めた全体の構成。それら全ては、実際に現場に来てみないと体験できません。
今回は10月のNYOTAIMORI TOKYOの株式会社登記を機に、より多くの人に私たちのショーを見て頂きたいと思い、自ら企画しました。

レセプションパーティーにむけた撮影現場より。

当日は、盆栽や竹などのアイテムを取り入れた和をテーマにしたショーを行う予定です。ご期待下さいませ。今年一番のショーになりますよ！

レ　これからの展望があればお願いします。

Myu　日本唯一の女体盛り業者として、サービスのクオリティを追求したいですね。
今回のパーティーのヴィジュアルイメージも、空間演出を勉強するなかで出会った日本の生け花や盆栽といったものからインスピレーションを受けています。女体盛りという「小さな景色」を作り上げることに今後も全力で臨みたいですね。
具体的には色々なアーティストとのコラボに挑戦したりしながら、演出の幅を広げていけたらと思います。

また、日本だけに留まらず、海外にも発信していけるようなサービスにしていきたいですね。

レ　なるほど。本日は貴重なお話しありがとうございました！
Myu　ありがとうございました。

代表のMyuさん。柔らかい物腰の奥に、美を見極める鋭い審美眼を感じます。

Where’s your beauty？

さて、いかがだったでしょう。
これがNYOTAIMORI TOKYOが提示する現代的「女体盛り（NYOTAIMORI）」のあり方です！

モデルを多く務めた筆者としては、「皿に扮する」という一個人のフェティッシュなロールプレイングをエンターテイメントに昇華させる手腕に脱帽するとともに、セクシャルなトピックにおいて女性が主体的に発信者たろうとするその姿勢に、元気と勇気をもらうのであります。

ぜひ12月3日のレセプションパーティーでその真価を確かめて下さい！

Feti.TokyoではNYOTAIMORI TOKYOの動向を今後も追い続けます！

イベント詳細

NYOTAIMORI TOKYO-Reception Party-
12/03 (Thu.) 20:00 – 22:00　(Show time 20:30-)
@ Rose Tokyo ( http://r.gnavi.co.jp/gd21200/　)
・5000yen Free Drink & Sushi
・Dress code:　Elegant or 和装

※フードはつまみ程度のご用意ですので、予めお食事されてからのご来場がおすすめです。
※定員に達した場合は入場制限をする場合がございます。ご予約のお客様が優先となりますので、FBイベントページに参加表明をするか、参加人数とフルネームを添えて下記アドレスまで(11/30〆)。
⇒ nyotaimorigirl(at)gmail.com

主催：NYOTAMORI TOKYO

この記事を書いた人
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R(フェッティーズ)

SMアイドル・フェッティーズのリーダー。BDSM、Femdomの世界をこよなく愛する。活字フェチ。SM牧場でたくさんのマゾを遊牧するのが夢。座右の銘は「フェチは一人家元」。NYOTAIMORI TOKYOにてお皿モデルも務める。

twitter https://twitter.com/fettiesR
mail kinpatu.kirei@gmail.com