ミーンミンミン、蝉の声が聞こえてきました。梅雨も明けいよいよ本格的な夏到来です。毎日暑いですが、熱中症には気をつけて水分補給を忘れずに!
ふとFacebookを見ると、友人が言いました。
「おいしい食材の声が響く季節になりました」
幾度となく取材先で繰り広げられるふぇちぃ女の子の昆虫への愛。
これはついて行かねば!ということで、夏の自由研究として昆虫食を捕獲から実食までお届けしたいと思います。
7月3連休中日
ものすごくお天気の良かった日の19時に都内の大きな公園集合。
指示された持ち物は虫かごと懐中電灯。
「今日は幼虫をとります」
成虫を食べるものだとばかり思っていたので、網なくていいのかな?と思っていました。納得。
「懐中電灯で木を下から上まで照らしてください。土の中から這い上がってきて、地面を歩いて、木にたどり着いて、ココ!と決めたところまで歩いている幼虫を採るんです!」

蝉が這い上がってきた穴
幼虫は地面から2m以上登ろうとするものもいれば、地面から数十センチで羽化を始めているものもいました。
木を照らして探し始めて数分。

いる!!!
場所を変えても

いる!!
公園を1週回って戻ってきたら

いる!!!
今回のターゲットではない生き延びた蝉も発見。
大人3人で1時間くらい探して30匹の成果!
蝉は自分が羽化する場所をココと決めて止まってから羽化に取り掛かるとのことで、このまま入れておいてもほぼ羽化することはないそうです。
いざ、調理へ
一通り採り終えた我々は友人宅のシェアハウスにお伺いして早速調理。
このシェアハウス住人、過去に10人中8人は蝉を食べて「美味しい!」と言ったそうです(内2名女性)。
残り2人(男性)は絶対にダメ!と言って食べてないそうですよ。
基本は素揚げです。生では食べません。生で食べてはいけません。
軽く水で洗い、一気に油の中に入れます。
一応この家では昆虫を揚げる油を匂いがつくので虫専用にしています。
カラッとサクッと揚げあがりました。
揚げたてを実食!
結論から言いますと・・・美味しい!
もっと羽っぽさや苦々しさを想像していましたが、ビールのお供に最適!(塩はかけました)
それ以外の味にもチャレンジ!ということでいろいろ試してみました。

カレー on 素揚げ蝉

チーズフォンデュ 素揚げ蝉

カラメル 素揚げ蝉
チーズは焦がしたほうがいいという結論に。
カラメルはミールウォームのように飴に入っているだけではあまりおいしくないので何かあと一息。
さらに深堀していきたい!
ということで、Feti.Tokyo料理部が発足します!
虫の美味しい調理方法を知っている!ただ虫を食べたい!など、歓迎します!
女性は食べるも作るも歓迎します!男性は作れる人のみです!(女性に優しいFeti.Tokyo)
入部希望の方は、サイト上部にありますライター募集もしくは公式TwitterへDMください。
文:hidemi

FetiTokyo編集部

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