※当記事にはグロテスクな写真・表現が含まれています。
「ノソフィリア(Nosophilia)」という言葉をご存知ですか?
邦訳は「病症性愛」。
病症状態への性的倒錯のことをいいます。
今回私はそんな言葉を想起させる現場にお邪魔してきました。
お伺いしたのは以前、ウェット&メッシーをテーマにしたこちらのROMを制作した3510屋さん。
新しい作品撮りをするとの一報を受け、現場に駆けつけました。
撮影現場には、3510屋の主催であり新作の主演である深琴(しとう和歌)さん(@waka_shitou)の麗しき和服姿が。
そして周りを見渡すと
和風な小物たち・・・
お面?
薬?
そして・・・
うわっ、虫!!!!
み、みことさん!これなんですか!
すると彼女の口から飛び出した言葉は「マゴットセラピー」です、とのこと。
マゴットセラピーとは、ハエの幼虫を患部にのせ壊死した部分を食べさせる治療法のこと。
「前作に引き続き「汚される」というのがテーマ。病気と虫が段々と身体を犯していくストーリーなんです。」
自らの作品について語る深琴さん
深琴さんはAV女優として活動する傍ら、去年の10月からROMの自主制作を開始。
なぜあらゆる役をこなした彼女が自ら「汚される」というテーマを選んだのでしょうか。
着々と進む撮影。
撮影の合間、ふと無数の虫がうごめくカゴにライターの私も手を突っ込んでみました。
・・・あれ、あったかい。
小さいけれど虫だって生きていて、体温があるんですね。
これは意外な発見でした。
撮影が佳境になるにつれて、壊死した患部のメイクもよりグロテスクさを増していきます。
まさにマゴットセラピーさながら、患部に虫をのせる深琴さん。
私は先ほど手に感じた温もりを思い出しながら、壊死した患部とうごめく虫の生命力とのコントラストを眺めていました。
人生の四重苦に数えられる「病」ですが、「病」があるから「命」が引き立つのも事実。
患者を演じる深琴さんは、「汚される」という禊を通して生命の深淵を口寄せる巫女のような存在なのかもしれません。
こちらのROMは6月13日(土)のまにけっとにて販売されます。サークル名は3510屋。チーム絆創子として活動中です。
出展ブースは会場二階2Wです。
出来上がった作品をみたら、あなたも“ノソフェチ”になっちゃうかも。
深琴さん、取材にご協力いただきありがとうございました!
文:悠レイカ
イベント詳細《以下公式サイトより引用》
まにけっと 公式: http://maniket.jp/index.html
開催日時
2015年6月13日(土)12:00~19:00予定
会場
初台玉井病院スタジオ
〒151-0071 東京都渋谷区本町1-4-1
京王線「初台駅」北口より徒歩4分
一般入場チケット料金
前売券:3,000円
当日券:3,500円
参加の前に必ずお読みください
- 完全18禁イベントですので、入場の際に受付にて年齢確認をさせて頂きます。必ず身分証を御用意下さい。 (運転免許証、保険証、等)
- 他の入場者や参加者の迷惑となる行為は御遠慮下さい。
- 通路や階段等の共有スペースを長時間占有する事は御遠慮下さい。
- イベント終了時間となりましたら、速やかに会場よりご退出いただき、駅へご移動ください。
- スタジオ周辺ではお静かに願います。
- 会場ではスタッフの指示に従ってください。従って頂けない場合は、ご退場頂く場合も御座います。
- コスプレ参加大歓迎!
- 露出、男装、女装、軍装、着ぐるみ、ホラー系(血糊可)、LOVEドール同伴、OK!
- 女性の乳首露出はNGです。
禁則事項
- 本イベントは18歳未満及び高校生以下の方は参加、入場できません。
- 法令に違反する行為(路上駐車、性器・女性の乳首等の露出、銃刀類の所持等)や、危険物(発火物、薬物等)の持ち込みは禁止です。
- 会場での飲酒はご遠慮ください。

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