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月刊水中ニーソ5月号イベントレポート


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今回は、水中ニーソでおなじみ古賀学さんと様々な豪華ゲストがアートやファッション、フェチなどについて対談するトークイベント「月刊水中ニーソ」へ取材へ行ってきました。

5月のゲストは写真家の青山裕企(あおやま ゆうき)さん。青山さんは『スクールガール・コンプレックス』などフェチな写真を撮る方としても有名ですが、主催者の古賀さんとは複数接点がありながら今回が初対面だそう。会場では、なごやかなムードでトークが始まり、お二人の作品の様々な裏話が飛び交いました。今回は、来られなかった方々にほんの一部をご紹介。

『ソラリーマン』と『スクールガール・コンプレックス』

初の写真集『ソラリーマン』

古賀さん(以下 古) 2009年は1冊しか出してないんですよね?
青山さん(以下 青) そうですね。この1冊です。実は『ソラリーマン』という作品と『スクールガール・コンプレックス』という写真を同時に撮ったんですが、2008年に2つの作品を同時に展示したんです。
え?同じところで?
別の場所です。
そうなんですね
そしたらそれぞれにオファーがきたんです。奇跡的に。
この2つですね。
でも僕は『ソラリーマン』を絶対先に出したいっていう事だけは決めてたんです。
はい。
というのは、『スクールガール・コンプレックス』も『ソラリーマン』ももちろん真剣にやっているんですが、『スクールガール・コンプレックス』を先に出して、こういう写真を撮る人ってカテゴリー分けされるのも長く活動を続ける上で偏りすぎるかなとも思ったので、まず『ソラリーマン』を出そうと。
あとこの二つの本は、サイズを完全に一緒にしているんですよ。
おぉ
というのも全然違うように見える2つの作品ですが、僕の中ではテーマが一貫していまして、サラリーマンも女子高生もスーツと制服というある(決まった)コスチュームを身に着ける事で、日本の社会の中でありふれた存在であるんだけれども、ありふれすぎて目にとまらない。制服を着たら女子高生だよね、という決められたイメージで見てしまう。(そうした)記号的に見られる被写体をテーマにしているんですよね。違うように見える二つですが、本のサイズをそろえる事で(同じテーマだと)表現しているんです。
フェチ = エロ?

フェチにとってエロは、直接的なエロを入れたせいで、むしろフェティッシュでなくなるってことがあるじゃないですか
ええ。僕も、「絶対領域」も研究していったら本当に「領域」に見えてきて。元々子供の頃から数字が好きな「算数フェチ」なんですけれども、算数とか数字とか図形に異常に執着してまして。
絶対領域を撮影していると、あ、ここの2本が平行になったとか
ハハハ笑
ここの角度がほら90度!とか
はい
と思いながら撮るようになっちゃって、全然本質的にエロじゃないけどゾクゾクしたんです。
なるほど
でもその先に何があるかはわからなくて
興奮してるだけ笑
高まってやり場がないっていうのが実はポイントかなって思ってまして
ええ
やり場がないものって写真にしやすいんじゃないかなと
なるほど
でも写真にしても、解消されるわけでもない
ワーっと高まった思いを定着させるところまではできますよね
そうです。でもそれによっては解決しないっていう感じがあるんですよね.

フェチな写真とは・・・
青山さんの作品、『台湾可愛 Taiwan Kawaii School Girl』を前にして
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僕の考え方なんですけれども、顔が出ていないから「フェティッシュ」という考え方は、あってもいるんですけれども、それが全然すべてではなくて、要するに顔を切ればいいんだとか・・・
単にトリミングとかではなくて?
そうです。女の子を見て、絶対領域とか、胸とか、パイスラッシュ(※)が気になる、でもいいです。気になるのは個々のパーツですよね。まず見て”全身が気になりました”なんて人はいないわけです。もちろん瞬間的に全体を見て、”ああ、全体的にいいな”って思うことはあるわけですけれども。まずはポイントを見るので、パーツを見てだんだんと広げていって止めるっていうのが基本的な考え方なんですね。だから切る(写真をトリミング)ってワケじゃないんです。
フォーカスってことですか
そうです。僕は「フォーカスして、広げて止める」という作業をしているんで、顔が出ている写真でもフェティッシュな要素はジャンジャン入っているし、むしろフェティッシュなんですよ(笑)もちろん顔が映っていたら顔に目がいくのは人間の自然で、
目がありますしね
ええ。ですから顔が映っている写真だからこそ、むしろ顔が映っていない部分にフェティッシュさを入れれるかというのが実はポイントなんですよね。

 

自身の類似本を買ってまで(!)違いを研究したと言う青山さん。ある類似本が既にある写真の一部をトリミングしたものであったことをヒントに、ご自身の写真の違いを考えていったそうです。
※パイスラッシュ:女性の胸の谷間にバッグのひもなどが挟まって胸が強調されている状態。ちなみに「パイスラッシュ」は青山さんの作品タイトルでもある。(参考

あとがき

この他お二人がMV監督として関わった『さよならポニーテール』の話や、会場のお客さんも驚く裏話、フェチなトークなどで観客を多いに楽しませてくれた月刊水中ニーソ5月号。次回6/10はコスチュームメーカー”REALISE“さんがゲストとして登場します。あのフロントジッパー競泳水着も見れるかも?お楽しみに!

イベント概要

タイトル:月刊水中ニーソ
場所:中野ブロードウェイ Bar Zingaro/Zingaro Space
〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ2F

電話:03-5942-8382
日時;毎月第二水曜日(ニーソの第二+水中の水曜日)19時〜21時
(シーズン2:5/13、6/10、7/8、8/12)
料金:2,000円(1ドリンク)
予約方法:Bar Zingaro(info@bar-zingaro.jp <mailto:info@bar-
zingaro.jp>)まで、フルネームと電話番号をメールでご連絡ください。

文,写真:daishi

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FetiTokyo編集部

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