近年、原宿デザインフェスタギャラリーや浅草橋Photons Art Galleryを中心に盛り上がりを見せている写真展。
twitterでは先の2箇所で開催される展示が話題になることも多いですが、主要カメラメーカーのギャラリーや老舗のカメラ屋が軒を連ねる写真の街、銀座界隈へ繰り出してみては如何でしょうか?
今回ご紹介するのは、「暗黒少女展vol.6」が開催された銀座モダンアート。1932年築の本館と1934年築の新館が合体し、さらに7階部分が増築された築80年超を誇る奥野ビルの6階奥。
奧野ビルといえば、名物の手動式エレベーター。
毎月様々な展示を週変わりで催している銀座モダンアートでは、昨年4月から写真関連の展示が継続的に開催されるほか、月例のポートレートワークショップ(写真教室)も行われています。
銀座写真館は2014年4月に行われたvol.1以降、毎回異なるテーマが展示プロデューサーの思いつきで提示され、参加作家のフェティッシュが投影された作品がギャラリーを飾ってきました。
銀座写真館vol.1。在廊する職業怪人カメレオール(@chamereoru)
これまでのお題は下記の通り(折角なので、鈴木が参加した会の出展作もご紹介)
「美人でごめんなさい」(vol.1、2014年4月)

「旧校舎で噂のマドンナ」
「色」(vol.2、2014年5月)
「水」(vol.3、2014年8月)

「少女の二相」
「美しすぎて」(vol.4、2014年9月)

「開発地区はいつでも夕暮れ」
「風」(vol.5、2014年12月)
「空」(vol.6、2015年3月)

「空は残陽 彼は誰の刻」

「鳥籠娘、大空に憧れど闇の深さを知る」
そして第7回(2015年5月18日―23日)のテーマは「輝き」!
vol.5からオーディエンスの人気投票「銀座写真館 Photo1 Grand Prix」が始まり、現在は「総合」、「女子カメラ」、「男子カメラ」、セルフポートレート」の4部門でポイント争いが展開中。
年間総合の各部門優勝者には2015年8月にP1GP優勝者グループ展に招待のほか、各回の優勝者は次回の銀座写真館に招待作家として参加できる特典付き(女子カメラとセルフポートレート部門は参加者が少ないため、狙い目でもあったり……)。
第6回の部門優勝者は
総合部門……憬-Kay- (@kay_nanaka )
男子カメラ部門……ヌコの下僕 (@minoru67 )
女子カメラ部門……宮川繭子 (@ayumu_amachi )
セルフポートレート部門……朱 (@shuiro_aka )
の各氏。vol.6から初参戦のヌコの下僕氏は男子カメラ部門に年間ランキング9位にランクインなど、vol.7からの参加でも各回の獲得ポイントによっては上位入賞も狙えます。
テーマを決める展示プロデューサー曰く、テーマを文字通りに解釈せず、自由な発想で作品を出して欲しいとのことなので、難しく考え過ぎずに、衝動と閃きに任せてぜひ推しの1枚でご参加あれ!
また、総合部門優勝の憬氏は、ポートレートワークシヨップの講師を担当するほか、去年11月の「『背徳』22展」でご一緒し、今年の夏頃開催予定の「こじらせ展(仮)」でも再びご一緒させて頂きます。
Feti.Tokyoの読者にはお馴染み、ふたなり作家不知火氏も参加の「こじらせ展(仮)」については、詳細が固まり次第、告知記事や作家紹介等を適宜投稿していく予定です。
「銀座のギャラリーなんて……」と敷居の高さを感じる人もいるかもしれませんが、気軽に参加できる展示なので、今回は間に合わなくとも次回vol.8はぜひご参加あれ(vol.7のエントリー受付もまだまだ間に合います)。
鈴木もvol.7に向け、ギラッギラに輝いてる一枚を準備中です。
展示詳細
銀座写真館展vol.7『輝き』 http://ginzamodernart.com/?p=9711
期間:2015年5月18日〜23日
場所:銀座モダンアート 中央区銀座1-9-8 奥野ビル608

鈴木真吾
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