今回は東京のゴシック・シーン フェティッシュ・シーンにおいて
外せないイベント・TOKYO DARK CASTELをご紹介します。
途中変遷もあったものの、開催95回目と、他の追従を許さない老舗イベントです。
黒の衣装を纏い、白塗りや怪しいメイクの人々が集まる魔窟。
基本、クラブを貸し切って午前0時~朝までの深夜開催、
構成は、各DJによるパフォーマンスと、バンド演奏が交互に行われる形式です。
今回はハロウィンスペシャルであったため、
ファッションショーと仮装コンテストも開かれました。
DJは全てゴシック、インダストリアルなテイストですが、
各DJの手腕でフロアは狂乱状態。
バンド序盤は、ハロウインらしくゾンビ姿のハードコア衆 ZONBIE RITUAL
殺されそうないでたちと(笑)迫力ある音とパフォーマンス。
次のエミ・エレオノーラ姐さんは一転して美しい魔女の姿で、
そのジャズともシャンソンともつかない派手なパンクサウンドの
ソロプロジェクトを展開します。
エミさんはデミセミ・クェーバーと巴里天狗というバンドでも活躍中です。
中盤はエナメル・ファッションブランドDALKIMAによるショー。
他では見られない色彩と素材と美しく特殊なデザイン。
そしてTOKYO DARK CASTEL主催のAUTO-MODはベテランかつ派手なステージで魅了します。
ゴシック界においてのAUTO-MODの功績と活躍はファンなら皆知るところ。
お次はZONBIE LOLITA-蟲頭亀子。白塗り血塗れ、舞踏と緊縛ろうそくもあり、
しかし色モノにあらず、音はしっかり計算されたダークサウンド。
そして今度はボンデージ色の強いFetisのショー。
拘束具ぽいデザインと皮の扱い方はマニアック。
ドレスコンテストはオーガナイザーのAUTO-MODジュネ様登場、白塗りでプレゼント配る
季節はずれのサンタクロース(笑)(いやカッコいいです)
ライヴのトリは緊縛+マジックと異色の人ミラ狂美氏率いる鬼畜ゲトリスト
ハードな縄プレイとSMとコアなサウンド これが夜も明けようという時間に繰り広げられ
日差しを迎えても響宴は続くのでした。
いかがでしたでしょうか。
TOKYO DARK CASTELは今後パワーアップして開催予定
ハロウィンでなくても派手な衣装で参加出来る夢の国です。
オフィシャルサイトで是非チェックを。

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