“フェチとアートの融合、フェチだけどアート、アートであってフェチじゃない”
その曖昧さをテーマに開催された「曖昧☆美少女アート展」。フェチとエロの違いを追求している我らと趣旨は違えど、フェチについて考えているなら我らが取材せずに誰が取材するんだ!と、張り切って取材してきました。出展者は、「水中ニーソ」の古賀学さん、「ふともも写真館」のゆりあさん、絶対領域拡張計画「光るスカート」の天野清之さん、「フロントジッパー競泳水着」のREALISEさん、「アヒル口枷」が有名な口枷屋モイラさんの5組です。
今回の見所のひとつは出展者のコラボレーションです。モイラさんがREALISEさんの競泳水着を着用し、古賀さんが水中撮影した作品は、今回を逃すとなかなか見られないと思います。
その展示の近くには「フロントジッパー競泳水着」の展示があり、実物も置いてあります。コラボレーション展示の下にある実物は、iPhoneなどのスマートフォンでフラッシュ撮影すると白黒に光る、特殊な素材で作ってあります。が、私のiPhoneはフラッシュが作動せず、カメラのフラッシュでなんとなく光った写真しか撮影できませんでした…。
そのままぐるっと見て回ろうと思っていたら、壁の奥に部屋を発見してしまいました。しかもプールが見えます。このポップな可愛さはモイラさんの展示スペースに他なりません。プールで自撮りを推奨していたので、皆さんも是非SNSなどにアップしてみてください。
そして、モイラさんも自身の作品で着ているセーラー水着も展示されていました。モイラさんの独特な世界観は、まるで別の世界に入ったようでした。
モイラさんのスペースを出て真っ直ぐ進むと、水中ニーソの作品が見えてきます。写真はもちろんのこと、映像の放映もあり、天井からは実物のニーソが吊ってあります。
驚いたのが、実際に水中にいるかのような映像が見られるものがあったことで、これは覗きながら自分が動くと、それに合わせて360度水中の映像が見られる仕掛けになっています。見る際にはスタッフさんに声を掛けてください。
水中映像を楽しんだ後は、天野さんの光るスカートの写真が現れます。写真が大きく、かなりの見応えで圧倒されました。作品のモデルには、妄想キャリブレーションの胡桃沢まひるさんもいて、ファン必見の作品になっています。更に写真とともに映像作品も見られるようになっていて、その前にはトレイに入った眼帯が…。一体なにが始まるのか、わくわくしてしまいます。
天野さんの作品に見とれていると、急にふとももに囲まれてしまいました。ゆりあさんのふともも写真です。コの字の展示スペースにはびっしりふとももがあり、なんだか不思議な気分になりました。
何を隠そう私(※すいかとまな板ぎゅうな)はふとももに挟まれることが夢なくらいふともも好きなので、ものすごく幸せな空間でした。
素晴らしい作品を見た後は、気に入った作者の作品を購入するはいかがでしょうか。物販スペースには沢山のグッツや写真集が並んであり、この展示でしか買えないステッカーも必見です。
来場者1人に話を聞いてみると、まるで別世界に来たようだと言っていました。
私が行ったのは2日目の午前中でしたが、1日目ですでに500人超えの来場者数らしいので、これからの連休も考えると、沢山の来場者で会場が埋め尽くされる様子が想像できます。2回3回と、分けて見に行くにもいいと思います。それくらい見応えある展示でした。
展示詳細
『曖昧☆美少女アート展』
【開催日時】2015年 4月 29日 (水) ~ 5月 10日 (日)
11:00〜19:00 (最終日は18:00まで)
【会 場】TODAYS GALLERY STUDIO
〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-27-6 5F
お問い合わせ先 TODAYS GALLERY STUDIO
〒111-0053 東京都台東区浅草橋 5-27-6 R-rooms 5階
TEL 03-5809-3917 | FAX 03-5809-3929
Mail info@tgs.jp.net

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