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[ルポ]緊縛とは”対話”である – 風俗未経験者が歌舞伎町の緊縛バーに行ってきた[前編]


緊縛プレイ、というと皆さんは何を想像するだろうか。SM、痛そう、苦しそう・・・人の縛られた姿を見て、何か秘められたいやらしさ、を感じる人もいるかも知れないが、直接的な気持ちよさを想起する人は少ないのではないだろうか。

緊縛とは、縛るもの-縛られるものの心の”対話”であるーーーーそれが筆者の見た本物の緊縛だった。

本メディアの刊行にあたり、24歳彼女なし、風俗未体験の筆者が新宿「初心(うぶ)」に訪問。人が縛られ、エクスタシーに達する瞬間をレポートする。

早速お店へ

今回訪問するのは新宿歌舞伎町「初心(うぶ)」。数あるSMバーの中でも、畳の上で緊縛を行う「縄床」と呼ばれるスタイルの和風店舗だ。

歌舞伎町ド真ん中、パセラリゾーツの隣ナカヨシビル。年季の入ったこぢんまりとしたビルに入り、4人乗りの小さなエレベーターに乗り込む。5階で降りると、小さな下り階段の先にその店はあった。

初心

写真は初心のHPよりhttp://www.bar-ubu.com/room.html

初心、と書いてうぶと読む。ネットでは初心者もウェルカムだったが、本当に大丈夫なのだろうかーーーー

緊張を隠し切れないまま木製の押し戸を開く。思ったより軽い。

「すみません、、、入れますか?」

半分ドアを開いて覗き込みながら恐る恐る声をかける。

「どうぞ、何人ですか?」

50歳前後?やや白髪の入った短髪の男性が迎えてくれた。ダンディながら優しい雰囲気をまとっている。ここのマスターのようだ。

「5人です」

(※怖いのでやたら大所帯で行った)

「奥へどうぞ」

手前に5席ほどのカウンターがあり、椅子の背の狭い通路を進むとすぐに畳の間。ちゃぶだいが2つあり、センスの良いジャズが掛かっている。濃密なのになぜか排除される感じはなく、落ち着く空気。

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写真は初心のHPよりhttp://www.bar-ubu.com/room.html

奥に入ると男性が2名ほど先に座っていた。そして、、、、、

 

早  速  女  性  が  縛  ら  れ  て  い  る !

※画像を載せたかったが撮っていられる状況ではなかった

 

か細い女性が白い衣装を着た少し壇蜜似の女性に縛られている。

薄い水色のキャミソールに身を包んだ女性が後ろ手に縛られ、正座したまま頭を畳につけたような形で這いつくばり、時折声を出しうごめいている。
早速の出来事に半ば唖然としながら奥の座席に並ぶ我々。圧倒されながら飲み物を注文する。ハイボールとチューハイ。

その間にも目の前の展開を見ている。我々の存在を傍目で気にしながらも、極力その影響を縛られる側に与えないよう丁寧に動いている。これから縄をほどくところのようだ。

結び目をとくたびに縄がこすれ、その刺激であろう、縄の動きに合わせて声を漏らしている。本当に感じているんだ・・・・没頭しているのがわかる。
緊縛師が首根っこを掴むと女性は大きくビクンと反応した。そのまま優しく強引に女性の状態を引き上げると、肩をぐっと掴む。また女性が反応する。

そんな幾度のやりとりを繰り返しながら、縄がほどかれた。

ぐったりとする女性に緊縛師が覆いかぶさるようになり、愛撫しながら感想を言い合っている。

早くもディープすぎる・・・・

 

解き終わった後のしばしのやりとりのあと、女性は服を着てカウンターに戻る。

我々が言葉を失いながら飲み物を飲んでいると、先ほどのマスターがやってきて挨拶をしてくれた。

マスター兼緊縛師の紫護縄びんごさん

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ダンディズム・・・

紫護縄びんごさんという方らしい。縛る人だ!と直感したが、Sという感じよりも、やさしく包み込む雰囲気の穏やかな目をした方だった。どんな縛りをするのだろうか・・・

「初めてですか?」

「はい」

「どんな職業の方ですか?人間観察は得意な方ですが、皆さんの繋がりがみえなくて・・・」

なんと、フェチメディアを作るために集まった我々のバックグラウンドのつながりの無さを一瞬で見ぬかれてしまった。この人・・・できる・・・!

フェチや緊縛のことについて色々と聞いてみた。

 

・緊縛と一口にいっても色々あり、都市によってもスタイルが全然違うらしい

・緊縛は日本発信だが、海外の方が研究が盛んで、むしろ進んでいる部分もあるらしい

・ネットの発展によって交流が盛んになり、緊縛の技術が飛躍的に向上したらしい

・最近は同人誌などの流通により、オタクの世界から緊縛の世界に入ってくる子が多いらしい

・緊縛が広まるのは大いに結構だが、縛り方によっては危険だし、形だけ真似しても真髄には触れられないので、是非本物を知ってほしい

・・・などなど。

 

深い、、、深すぎるよ、緊縛、、、、!!!

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初心札。初めてで声を掛けるのが恥ずかしい人は、縛って欲しい人にこれを渡す。渡された側は拒否権がないとのこと。

 

そして我々の目的を話し、したかったお願いをしてみた。

先ほど緊縛している所を見ることはできたが、解かれるところしか見られなかったのとドキドキできちんと見られなかったし写真も取れなかったのだ。

「ところで、是非最初から最後まで縛るところを見たいのですが・・・あと写真も・・・」

「いいですよ、店の女の子の体借りてやりますね」

快諾してくれた!!!写真もOK!!!

というわけで、次回、紫護縄びんごさんの緊縛の真髄に迫る!!!乞うご期待!!!

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FetiTokyo編集部

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