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足とペディキュアとフェチ


4月も下旬となり暖かい日が増えてきました。暖かくなるとともに、女性の足元のファッションも素足でサンダル履きに変わろうかというところで、生足好きの私としては大変に心躍る季節でもあります。
サンダル履きするときに気になるのはペディキュアなのですが、足の撮影をするときに女性から
「ペディキュアはどういうのがいいですか?」
という質問をされることが多々あります。
こんな時、私は「何もつけないでください」と返事します。
とはいえ、何もつけないのがベストと考えているわけではないのです。

たとえば・・・

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たとえばこの女性の場合、フリーエッジと呼ばれる爪が指から浮いている部分はアイボリー、ネイルプレートと呼ばれる爪と指がくっついている部分はピンク色をしており、また爪全体に透明感もあり爪表面の凹凸もほとんどありません。彼女のような爪の場合はペディキュアは塗らない方が健康的に見えますので、ぜひこのままでいてほしいですね。
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こちらの女性も綺麗な色の爪をしていますが、若干乾燥しているのか爪に白い筋が見えます。特に気にはなりませんがベースコートを塗るとこれらの白い筋が目立たなくなり透明感と光沢が出ます。光を反射しすぎるため光の当たり方によっては不自然に見えてしまうことが玉に瑕ですが、地爪が綺麗な方がベースコートだけ塗った状態で町を歩いていると、思わずもっと見せて欲しいと後を付いていきたくなります。
pic33とはいえ、地爪が美しい方ばかりではありません。立ち仕事をしていたり普段ヒールを履いていると爪に負担がかかり爪に透明感が無くなり黄色っぽくなってきたり、爪の表面の凹凸が目立つようになってきます。こういう時にはペディキュアで使うと美しさがよみがえります。
ただ、分厚すぎるジェルネイルは好きではありません。特にもともと爪が厚い人がジェルネイルで更に厚くすると爪だけが不自然に盛り上がり、人工的すぎてなんだか命が通っているように見えないのです。また石が大量についていたりすると爪が目立ちすぎて足全体の美しさのバランスが崩れるという印象です。ナチュラルメイクなのに唇だけ青とかそんな印象でしょうか。なにかしっくり来ないのです。
その人全体の印象にもよりますが、石や模様であれば特には気になりません。
色については人によって似合う似合わないはともかくとして、色そのものにこだわりはありません。真っ黒や真っ赤、紫などいずれもOKです。

最初の話にもどりますが、

女性から「ペディキュアはどういうのがいいですか?」とたずねられた際に「何もつけないでください」と返すのは、ペディキュアが塗ってあるとそれしか選択肢が無くなるからなのです。
仮にペディキュアを剥がしても爪の艶はすぐには復活しないですし、剥がさない方が良かったという状況だと目も当てられません。塗っていなければ状況に応じてベースコートだけだったり、ペディキュアを塗ったりと臨機応変に対応できます。平たく言えば美しい足を見たいぞとただそれだけだったりします。
地爪に自信がある方は、ペディキュアを塗らず美しい地爪を見せ付けるように町を闊歩して欲しいものです。
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