Feti.Tokyoのライターになりました。藤井夏子です。
漫画と写真にちょっとだけ強い。フリーター(フリーライターの略)です。
詳しいことはツイッターやブログで!
私のことはさておき。
突然ですが、フェチとは何なんでしょうか。
元の意味では、かなりの性的倒錯や変態性癖を指す言葉なんですが、今の日本ではもっと軽い使われ方をしているみたいです。
アブノーマルでポップでクレイジー。そんなイメージの現代の「フェチ」が私は好きです。
数年前から青山裕企さんの「スクールガールズコンプレックス」などのフェチ写真集が人気ですが、これらは、女子高生などの記号を用い、顔を写さないことで女の子をコンテンツ化して愛するもの。
「人はコンテンツなのか」という議論もありますが、人格を覆うことで人を「モノ」化して愛でる・・・というささやかな倒錯、それが俗語の方の「フェチ」の一端なのではないでしょうか。
人をモノ化する、などと言うと、非道なものを想像してしまうかもしれません。ですが、ここで書いているものは、女の子が自らどこにもいない記号の女の子になりきり、どこにもいない女の子として愛でるごっこ遊びのようなもので、私はそういう「架空の性交」みたいな空虚なものをとてもロマンチックに感じるのです。
だから、私はフェチのフェチなのかもしれません。
そういえば、ちょうど外国では日本語の「変態」が、日本で言うフェチと同じような使われ方をしているみたいです。アニメ系のイベントで、外国のオタクたちが、「HENTAI、イエーィ!!」みたいに叫んでいるのが印象的でした。
日本ではまだ、「フェチ」=「性的なもの」という印象があって、R18やR15でなければ、カジュアルにフェチフェチ言える雰囲気のところは多くないように思います。
Feti Tokyoでは「全年齢向けのフェチ」を目指しているとのことなので、私は「フェチ」が流行語大賞を獲るくらいのラブリーで親しみやすいワードになるような、誰もが楽しめるような記事を書いていきたいと思います。
Feti.Tokyoに現れた新生 藤井夏子さん。今後の記事に乞うご期待!(※編集部注)

藤井夏子
漫画・文章・写真など、いろんな手段で「さよなら」と言います。フリーター。
サブカル・芸術・エロ分野の文章をモテない女の視点で書くのが得意です。
連絡先は natsukofujii@feti.tokyo まで。
Twitter @perorinkyu
Blog http://suteki3size.blog54.fc2.com/

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