今回も10月12日(日)、初台玉井病院スタジオにて開催される「むちフェス特集」としまして、巨乳、筋肉、ぽっちゃりなど「ムチムチ感」を表現する出展者の方にインタビューしてきました。第2回は男性と女性の象徴が存在する、等身大「ふたなり」を書き続ける不知火(しらぬい)さんです。個展開催中の高円寺前衛派珈琲処マッチングモヲルにお邪魔してきました。
―等身大の「ふたなり」、それにしても大きいですね。2メートルくらいありますが、いつからこの等身大ふたなりを描きはじめましたか?
元々ふたなりの同人誌を作っていまして、ふたなりが好きだなとぼんやり思ってたところに、表現をどんどん削っていって、かっこいいのを追求したら、去年の12月から今のカタチになりました。(すでに)26体描きましたね。
―イベントでのお客さんの反応はどうですか?
フェチフェス(注1)に出展した時は見たことなくても綺麗だね、とおっしゃってくれるお客様が多くてありがたかったです。お客さんは6:4で女性が多かったですね。イベントでは写真撮られる方が多いですが、この絵は縦に撮れるのが珍しいようで、絵をバックにレイヤーが写真を撮っていて楽しそうでしたよ。
―このポーズにするのにどういったこだわりがありますか?
腕を曲げようか伸ばそうかがとても悩みました。しかし、どれも同じポーズで無表情することで表現したいものが引き立つようにしました。陰毛もなく陰茎も下がっているので、目線が上から下まですっと動き、目線が止まらない。なのでエロに見えない所もポイントです。
―男女の象徴がどちらもない絵は描かないのですか?
女性、男性、いろいろでっぱってでっぱって大きくする、プラスプラスで考える。どちらもないとマイナスマイナスに見えてしまうんです。いろんな可能性を含めて強調しているというイメージですね。よくある幼児性未熟性をだすのではなく、どっしりかまえた(男女の特徴の)全部ある自己主張の強いものを意識して描いています。しかし、そうすると男性寄りになってしまうので、なんとか削って真ん中にするようにしています。髪はショートカットになりがちですね。
―作品にはそういった意味が込められていたんですね。ところで「ふたなり」は海外でも通じるんですか?
そうですね。今では「bukkake」「zentai」「kinbaku」「shibari」、と日本のフェチはそのまま海外で通じる単語がたくさんありますが、「futanari」もふたけっと(注2)ができる前後10-15年ほど前から注目されるようになりましたね。元々海外では「両性具有としての遺伝子系」もしくは「キリスト教の天使のようななにもないのか」のどちらからであって、日本的な「両方ある」という概念がなかったんですが、徐々に浸透していきました。
―もはや「futanari」は世界共通語なんですね。貴重なお話ありがとうございました。最後にむちフェスのご予定を教えてください
おなかがぽっちゃりしたふたなりを描きます!興味がある方はぜひ話しかけてくださいね。
そんな不知火さんも出展されるむちフェスは10/12開催!ぜひ作品を見に行にいきましょう!
また、不知火さんのふたなりコラムがFeti.Tokyoで連載中!こんなことを知りたい!などありましたら、ぜひ編集部にお知らせください。
むちフェス~肉感アート展~
日時:2014年10月12日(日)
時間:12時~19時
場所:初台玉井病院スタジオ
住所: 東京都渋谷区本町1-4-1
巨尻コンテストも同時開催!
フェチフェス(注1)
2014年11月2日(日)大阪にて開催
ふたけっと(注2)
2014年10月5日(日)開催

FetiTokyo編集部

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